ぶんめだか’s diary

生き物大好き理系学生の日常を覗けます.変人ですので気をつけてご覧下さい。

メダカにとってはごちそう。たまミジンコを評価してみた。

今回はメダカのおやつ。ミジンコについてです

 

ミジンコと言われると思い出されるのが、この形ではないでしょうか?

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これは「オオミジンコ」という種類のミジンコです。

日本の田んぼ等でもよく見かける種です。

ミジンコの種類の紹介

  • オオミジンコ

ミジンコの中では大きいミジンコになります。

オオミジンコは嗜好性がとても高く、めだかちゃんたちがよくおなかがパンパンになるほど食べています。(^^;)

おなか一杯食べることはいいことなのですが、めだかは過食(食べ過ぎ)を起こしてしまい、死んでしまうことがあります。

あげ過ぎには注意が必要です。

 

 カイミジンコはその名の通り硬い殻を持っています。その殻はめだかには消化できないため、消化に悪影響を与えます。

そして、消化不良で死んでしまうことがあります。

そのため、あまり与えないことをお勧めします。

 

  • ケンミジンコ

ケンミジンコは一見ゴキブリに尻尾が生えたような見た目をしています。

(私は割と好きなミジンコです^^)

ですが、ケンミジンコはその早そうなフォルムからも予想できますが、とても動きが速いです。まさにG・・・

その速さはめだかちゃんたちもとらえることができず、うまく食べれません。

餌としては、あまりよくはないです。

 

  • たまミジンコ

4つ目は、たまみじんこです。めだかの餌として、一番おすすめです!

たまミジンコは、めだかにも消化が容易であり、大きさも出きさもメダカの口の大きさにあっています。

また、たまミジンコの幼生であれば、針子(めだかの稚魚)でも食べることができます。

私は、家を出る前にたまミジンコをあげています。

 

メダカの餌としてのミジンコ

 

  • 栄養評価

1匹単位の栄養としては、ゾウリムシやブラインシュリンプに劣ります。タンパク質と脂肪を多少含んでいます。

しかし、繁殖の容易性を相まって、量をあげることができます。

そのため、たんぱく質、脂質の補給方法としては、あっていると思います。

 

  • 嗜好性

まず嗜好性とは、簡単にいうと食いつきの良さのことです。

いろいろな餌を試していると、食いつきの良さが全く違うことに驚きます。

そこには、匂いや形、動きなどが関係してきます。

特に動きに関しては、釣りなどをしている方は理解しやすいのですが、魚は動くものに対して、反射的に食いつきます。

そのため、嗜好性は、

粉餌<生餌

となります。

 

では、たまミジンコの嗜好性はほかの生餌と比べてどうなのかというと、感覚値になりますが、とても高いと感じています。

ミジンコ同士で比べるとオオミジンコが一番嗜好性が高いように感じます。

大きく鞭毛も振りまわして、動いているためと考えられます。

 

メダカの餌として、栄養と嗜好性を評価するとほかの生餌よりミジンコであり、その中でもたまミジンコをわたしは選びます。